2012年02月23日

「世界を変えた10冊の本」⑩「資本主義と自由」

 アメリカ人のミルトン・フリードマンは16歳で大学に入学しシカゴ大学教授となり、1956年に「資本主義と自由」を発表しました。ノーベル経済学賞を受賞しています。

 これは、新自由主義者にとってはバイブルのような存在で、世界経済は大きく変わりました。
この思想は「リバタリアニズム(自由至上主義)」「シカゴ学派」を呼ばれ、その思想を持った人が
「リバタリアン」です。

 「人に迷惑をかけない限り、大人が好きなことができる社会」

 「政府を信じず、民間企業の活力に絶大な信頼を置く」

 「政府の仕事は個人の自由を国外の敵や同国民による侵害から守ることに限るべきだ」

 などの考えから、歴代の共和党大統領の知恵袋、論客としても知られています。

 小さな政府を目指し、所得税の最高税率の引き下げを提唱、

 基本原則  Ⅰ政府の役割に制限を設けること
       Ⅱ政府の権力は分散されなければならない

 経済政策は、何よりも通貨供給量にルールを導入し、金融当局の裁量権を制限することが大切である。

 ケインズが、政府の役割である財政政策に重きを置いたのに対して、
 フリードマンは、中央銀行の役割である金融政策を重視しています。


 今の世界経済は、ケインズ対フリードマンの政策論争の上にあるのです。  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 07:27