2014年01月15日

総入れ歯の難症例

 最近、総入れ歯は結構自信があって良好な成績を残していると思っています。

 訪問施設には機能が衰退したお年寄りがたくさんおられ、やりがいを感じて続けています。

 先月から上下の義歯新調を行っているとある患者さんは、

 かみ合わせが取れず、咀嚼もかちかちという感じではなく、左右にすりつぶすように動かし、

 そのうえご家族に尋ねると受け口だったとか。

 作り始めて、途中で作り方を変更し、旧義歯とそっくりの入れ歯を作りましたが、それもしっくりこず、

 もう一度やり直す予定です。

 2回目の料金はいただけませんが、自身の勉強と思ってチャレンジします。

 弱っておられますが、良いおばあちゃんなんです。  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 19:09