2015年12月18日

アメリカの歯科保険制度②

 民間保険には様々なプランがあります。  デルタ社が有名で参考例

 デルタプレミア(出来高払い制)事業主50%負担
   A 診断予防プラン
   B 基本修復プラン(金属冠、義歯修理、ブリッジ、根管治療、歯槽膿漏、外科処置)
   C 大型修復プラン(Bに加えて、義歯作成など)

   ここからが驚くところです。
   
       年間給付上限1000~1200ドル!!

       歯槽膿漏治療は2年に1回。 Pの外科処置3年に1回

       義歯作成 5年に1回

       リベース(内張り)3年に1回

       アメリカでは金属冠が1本約10万円なので、給付上限から担当医は1年に1本程度しか治療しないそうで。

 デルタブリファードオプション(PPO型)事業主50%負担   35%保険料が安い。    開業医の42%が契約。

    同じようにプランがいろいろある。

    予防に対して給付率が高く、治療に対して低い。

 デルタケア(HMO型) 45%保険料が安い。   開業医の18%が契約。

    人頭払いで契約歯科医院のネットワークが狭い。

    予約が取りにくく、シェアが低い。 
  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:20