2017年02月28日

[「夢の新薬が国家財政を食い潰す」①

 日経ビジネスの2016年5月2日号の庄司育子氏のレポートから。

 画期的な新薬が次々と登場しているが、患者にとっては福音だが、

 価格が非常に高いために、医療保険財政に与える影響が大きく、

 検討が必要と論じています。


 驚いたのは、小野薬品が製造した「オプシーボ」です。悪性黒色腫という皮膚がんに適用されたもので、

 年間で約3500万円だそうです。

 これが、肺がんにも有効となって、一気に需要が伸びたそうです。

 この悩ましいところは、効果が2割程度しかなく、効くか効かないかは投薬してみないと分からないところだそうです。  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:25