2017年02月28日
[「夢の新薬が国家財政を食い潰す」①
日経ビジネスの2016年5月2日号の庄司育子氏のレポートから。
画期的な新薬が次々と登場しているが、患者にとっては福音だが、
価格が非常に高いために、医療保険財政に与える影響が大きく、
検討が必要と論じています。
驚いたのは、小野薬品が製造した「オプシーボ」です。悪性黒色腫という皮膚がんに適用されたもので、
年間で約3500万円だそうです。
これが、肺がんにも有効となって、一気に需要が伸びたそうです。
この悩ましいところは、効果が2割程度しかなく、効くか効かないかは投薬してみないと分からないところだそうです。
画期的な新薬が次々と登場しているが、患者にとっては福音だが、
価格が非常に高いために、医療保険財政に与える影響が大きく、
検討が必要と論じています。
驚いたのは、小野薬品が製造した「オプシーボ」です。悪性黒色腫という皮膚がんに適用されたもので、
年間で約3500万円だそうです。
これが、肺がんにも有効となって、一気に需要が伸びたそうです。
この悩ましいところは、効果が2割程度しかなく、効くか効かないかは投薬してみないと分からないところだそうです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:25
2017年02月27日
増加する医療費の原因
週刊ダイヤモンド2016 11月5日号で大和総研シニアエコノミスト神田慶司氏のレポートからです。
2000年には30兆円だった国民医療費は
2015年には42兆円となりました。
医療費が高齢化を上回るペースで増加する原因には
診療行為や薬剤の技術進歩による単価上昇、医療の提供体制の非効率などがあると考えられています。
厚労省が最近発表した分析によると
高齢化以外の要因による医療費の伸びを診療種別に分解すると
調剤の寄与が最も大きいとしています。
すなわち、高額薬剤の使用増加が大きいのです。
2000年には30兆円だった国民医療費は
2015年には42兆円となりました。
医療費が高齢化を上回るペースで増加する原因には
診療行為や薬剤の技術進歩による単価上昇、医療の提供体制の非効率などがあると考えられています。
厚労省が最近発表した分析によると
高齢化以外の要因による医療費の伸びを診療種別に分解すると
調剤の寄与が最も大きいとしています。
すなわち、高額薬剤の使用増加が大きいのです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:16
2017年02月24日
歯磨きが糖尿病予防に
2004年1月から2010年6月の間に
聖路加国際病院予防センターで健康診断を受けた85866人にアンケート調査をしたところ、
歯磨きの習慣が「1日1回未満」群は、「毎食後」群より、
糖尿病罹患率が2.03倍高く、
脂質異常症の罹患率が1.5倍高いことが判明したそうです。
「1日に1回」群は「毎食後」群に比べて、
喫煙率、飲酒率が高く、
メタボ健診の結果も悪そうです。
聖路加国際病院予防センターで健康診断を受けた85866人にアンケート調査をしたところ、
歯磨きの習慣が「1日1回未満」群は、「毎食後」群より、
糖尿病罹患率が2.03倍高く、
脂質異常症の罹患率が1.5倍高いことが判明したそうです。
「1日に1回」群は「毎食後」群に比べて、
喫煙率、飲酒率が高く、
メタボ健診の結果も悪そうです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:12
2017年02月23日
2035年問題
塩崎大臣の指示のもと、厚生労働省は「保健医療2035」策定懇談会を設置し、提言書を公表しました。
公的医療保険の役割を損なわないことを堅持したうえで、
「疾患別で自己負担を見直すことも検討に値する」としています。
素案は、
現役3割負担、70~74歳2割負担、75歳以上1割負担を改める
年齢に寄らず、
入院は2.5割負担
通院では
高リスクの診療を3割負担
中リスクの診療を5割負担
低リスクの診療を7割負担
にするとしています。
驚きです。
公的医療保険の役割を損なわないことを堅持したうえで、
「疾患別で自己負担を見直すことも検討に値する」としています。
素案は、
現役3割負担、70~74歳2割負担、75歳以上1割負担を改める
年齢に寄らず、
入院は2.5割負担
通院では
高リスクの診療を3割負担
中リスクの診療を5割負担
低リスクの診療を7割負担
にするとしています。
驚きです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:15
2017年02月22日
ご老人が天寿を全うするために②
以前にも、書きましたが、
歯がたくさん残っている、
ないところには義歯が入っており、
しっかりと食べることができる
ということは、
生きがいを感じるとともに
低栄養でなく、十分な栄養が得られることで
衰弱を押さえることができます。
すなわち、
天寿を全うする可能性が高くなりますね。
歯がたくさん残っている、
ないところには義歯が入っており、
しっかりと食べることができる
ということは、
生きがいを感じるとともに
低栄養でなく、十分な栄養が得られることで
衰弱を押さえることができます。
すなわち、
天寿を全うする可能性が高くなりますね。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:17
2017年02月21日
ご老人が天寿を全うするために①
高齢者の死因のトップは肺炎だそうで、
そのうち70%が誤嚥性肺炎だそうです。
専門家 すなわち歯科衛生士により
口腔ケアを行うと、
発生率が 半分に下がったそうです。
ということは、
天寿を全うする可能性が高くなりますね。
そのうち70%が誤嚥性肺炎だそうです。
専門家 すなわち歯科衛生士により
口腔ケアを行うと、
発生率が 半分に下がったそうです。
ということは、
天寿を全うする可能性が高くなりますね。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:06
2017年02月20日
3DS
歯周病菌を薬で一気に無力化してしまうシステムです。
デンタル、ドラッグ、デリバリーシステムの略です。
これは、個人の歯型をとって、マウスピースを作り
その内面に薬液を塗布し、長時間高濃度で薬液消毒するというものです。
保険が利かず、自費となります。
約5万円が標準価格です。
当医院でもできます。
私もすでに1年ほどやっています。
デンタル、ドラッグ、デリバリーシステムの略です。
これは、個人の歯型をとって、マウスピースを作り
その内面に薬液を塗布し、長時間高濃度で薬液消毒するというものです。
保険が利かず、自費となります。
約5万円が標準価格です。
当医院でもできます。
私もすでに1年ほどやっています。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:18
2017年02月17日
北欧の歯科健診システム
デンタルケア先進国のスウェーデンやフィンランドでは
3か月に1度、
オランダでは、
6か月に1度、
歯石除去を無料で全国民が受けることができる代わりに、
それを怠って虫歯になったら、
全額自己負担になる
という制度だそうです。
3か月に1度、
オランダでは、
6か月に1度、
歯石除去を無料で全国民が受けることができる代わりに、
それを怠って虫歯になったら、
全額自己負担になる
という制度だそうです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:10
2017年02月16日
歯周病が全身疾患につながる訳。
歯と歯茎の間の隙間を「歯周ポケット」といいます。
ここに存在する歯周病菌が
歯肉のただれた潰瘍の部分から、毛細血管を通って、
体内に侵入します。
これらが、例えば、
血管の内皮に炎症を起こして、
血栓や狭窄を作り出して、
梗塞を引き起こします。
ここに存在する歯周病菌が
歯肉のただれた潰瘍の部分から、毛細血管を通って、
体内に侵入します。
これらが、例えば、
血管の内皮に炎症を起こして、
血栓や狭窄を作り出して、
梗塞を引き起こします。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:18
2017年02月15日
予防の分類
予防には3つに分類されています。
1次予防 生活習慣の改善や予防接種などで、病気を未然に防ぐ。
私は、個人的に予防接種は肯定的ではありません。
一番良いのが、生活習慣の改善です!
自分に厳しくないとなかなかできないことですが、
摂生、節制するしかありません。
ほどほどの生き方。 徒然草の考え、論語の中庸の考えなど
2次予防 定期検査や健診を受け、病気を早期発見、早期治療をすること。
全く異論はありませんが、受け過ぎには注意です。
悪さをせず、知らないでも済んだようなものまで対処するのかどうかは迷えるところです。
3次予防 病気を適切に治療し、悪化や再発を防止する
実はこのレベルが、意見多数で、手法多数でむつかしいのではないでしょうか。
1次予防 生活習慣の改善や予防接種などで、病気を未然に防ぐ。
私は、個人的に予防接種は肯定的ではありません。
一番良いのが、生活習慣の改善です!
自分に厳しくないとなかなかできないことですが、
摂生、節制するしかありません。
ほどほどの生き方。 徒然草の考え、論語の中庸の考えなど
2次予防 定期検査や健診を受け、病気を早期発見、早期治療をすること。
全く異論はありませんが、受け過ぎには注意です。
悪さをせず、知らないでも済んだようなものまで対処するのかどうかは迷えるところです。
3次予防 病気を適切に治療し、悪化や再発を防止する
実はこのレベルが、意見多数で、手法多数でむつかしいのではないでしょうか。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:21
2017年02月14日
日本人の予防意識
日本は平均寿命や健康寿命が長くなった一方、
予防という意識が、諸外国と比べて低いそうです。
といっても、寿命が長いわけですから、
今の高齢者にはその環境因子と、健康意識が高かったのかもしれません。
要は、今の中年以下から20歳くらいまでの方々の意識が、
長寿という言葉に惑わされて、意識低下が起こっているのかもしれません。
ホリエモンは、知らなかったことで損する病気に「胃がん」を挙げています。
胃がんの原因の99%が「ピロリ菌」と言われ、それを保険で除菌すれば
胃がん発生を格段に下げることができるとしています。
とある記事で、胃がんは減っても、他のがんが増えるというものを見たことがあり、
ほんとのような、デマのような、
すっきりしないこともありますね。
予防という意識が、諸外国と比べて低いそうです。
といっても、寿命が長いわけですから、
今の高齢者にはその環境因子と、健康意識が高かったのかもしれません。
要は、今の中年以下から20歳くらいまでの方々の意識が、
長寿という言葉に惑わされて、意識低下が起こっているのかもしれません。
ホリエモンは、知らなかったことで損する病気に「胃がん」を挙げています。
胃がんの原因の99%が「ピロリ菌」と言われ、それを保険で除菌すれば
胃がん発生を格段に下げることができるとしています。
とある記事で、胃がんは減っても、他のがんが増えるというものを見たことがあり、
ほんとのような、デマのような、
すっきりしないこともありますね。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:11
2017年02月13日
ホリエモンのむだ死にしない技術
DeNAのホリエモンが、医療に注目しているようです。
革新児として一世を風靡した彼の視点は、マークはすべきでしょう。
彼の主張は、医療関係者と患者の間に情報格差があるので、
その格差をなくして、予防の意識拡大こそが、
健康という生きていくための最低条件を満たし、
幸せへの道であり、
医療費抑制にもつながる
というものです。
別に真新しいことはないのですが、
世間に及ぼす影響力は大きい方なので、
良い意味で広がってくれることはよいことですね。
革新児として一世を風靡した彼の視点は、マークはすべきでしょう。
彼の主張は、医療関係者と患者の間に情報格差があるので、
その格差をなくして、予防の意識拡大こそが、
健康という生きていくための最低条件を満たし、
幸せへの道であり、
医療費抑制にもつながる
というものです。
別に真新しいことはないのですが、
世間に及ぼす影響力は大きい方なので、
良い意味で広がってくれることはよいことですね。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:15
2017年02月10日
入院中の栄養の取り方
急性期の状態では、 静脈の血管から点滴で入れる「中心静脈栄養」になります。
この欠点は腸を使わないために免疫機能が低下すること、様々な栄養が補給できないところです。
急性期が終わると、経鼻胃管があります。 これは経腸栄養法であるものの、胃の内容物が逆流しやすく、
嚥下販社に悪影響があり、鼻呼吸がしにくく口が乾くという問題があります。
そこで、今では胃瘻や腸瘻が推奨されています。
しかし、
最も良いのは、口からしっかり食べることです!
経口摂取こそが最良の栄養法で、代謝効率が非常によく、
味わうという満足があり、
人に大きな喜びをもたらし、
唾液が十分出て、唾液酵素の働きや殺菌・抗菌効果などが向上します。
この欠点は腸を使わないために免疫機能が低下すること、様々な栄養が補給できないところです。
急性期が終わると、経鼻胃管があります。 これは経腸栄養法であるものの、胃の内容物が逆流しやすく、
嚥下販社に悪影響があり、鼻呼吸がしにくく口が乾くという問題があります。
そこで、今では胃瘻や腸瘻が推奨されています。
しかし、
最も良いのは、口からしっかり食べることです!
経口摂取こそが最良の栄養法で、代謝効率が非常によく、
味わうという満足があり、
人に大きな喜びをもたらし、
唾液が十分出て、唾液酵素の働きや殺菌・抗菌効果などが向上します。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:11
2017年02月09日
日常の誤嚥性肺炎
誤嚥は健常な人でも時々起こりますが、
高齢者や摂食嚥下の機能が落ちた人には頻繁に起こることになります。
肺炎になるには、
誤嚥したものの量や性状や酸性度。
どこまで深く入ったか。
口腔内の細菌の量。
特に口腔内の細菌の量が重要です。
日々のブラッシングや
口腔ケアが重要なのです。
高齢者や摂食嚥下の機能が落ちた人には頻繁に起こることになります。
肺炎になるには、
誤嚥したものの量や性状や酸性度。
どこまで深く入ったか。
口腔内の細菌の量。
特に口腔内の細菌の量が重要です。
日々のブラッシングや
口腔ケアが重要なのです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:11
2017年02月08日
摂食嚥下障害はなぜ起こるのか
物を食べたり、飲みこんだりすることがうまくできなくなった状態のことなのです。
この原因の最も大きいものは、脳卒中(脳梗塞、脳出血)の後遺症です。 40%
ほかには、神経、筋疾患、加齢や栄養障害による筋力の低下などがあります。
手術で神経が傷ついた時、
薬の副作用
長い間口から食事をしていない場合、
亜鉛、銅、鉄などの微量元素が不足したり、抗がん剤の副作用で、味覚障害が起こり、食べられなくなる
入れ歯が合わなくなった
などもあります。
先の「栄養障害」と深い関連があるので、どちらも対処する必要があります。
この原因の最も大きいものは、脳卒中(脳梗塞、脳出血)の後遺症です。 40%
ほかには、神経、筋疾患、加齢や栄養障害による筋力の低下などがあります。
手術で神経が傷ついた時、
薬の副作用
長い間口から食事をしていない場合、
亜鉛、銅、鉄などの微量元素が不足したり、抗がん剤の副作用で、味覚障害が起こり、食べられなくなる
入れ歯が合わなくなった
などもあります。
先の「栄養障害」と深い関連があるので、どちらも対処する必要があります。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:14
2017年02月07日
「がん」では死なない「がん患者」 東口高志
タイトルの本の中に記載されている内容なのですが。
余命1か月程度のがん患者108名を 藤田保健衛生大学医学部で調査した結果、
適切な栄養管理をしてもこれ以上良くならない人はわずか17.6%
残りの82.4%の人たちは、不適切な栄養管理が原因で栄養障害に陥っていたそうです。
その栄養障害で、免疫力が下がったり、感染症になったりして
寿命を縮めているそうです。
がんそのもので亡くなる時はとても穏やかだそうです。
余命1か月程度のがん患者108名を 藤田保健衛生大学医学部で調査した結果、
適切な栄養管理をしてもこれ以上良くならない人はわずか17.6%
残りの82.4%の人たちは、不適切な栄養管理が原因で栄養障害に陥っていたそうです。
その栄養障害で、免疫力が下がったり、感染症になったりして
寿命を縮めているそうです。
がんそのもので亡くなる時はとても穏やかだそうです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:10
2017年02月06日
歯科疾患を理解されている病院のメッセージ
心臓血管の治療で有名な 榊原記念病院。
ここでは、歯科疾患の認識が高く以下のような文書を患者さんに配られているそうです。
全身麻酔オペ前に、歯科医院で口腔ケアを行うと、
良く起きる術後性肺炎をかなり防ぐことが確認されており、
このような対応を取っていただける病院が少しづつ増え始めています。
まさに、無駄な医療費の発生防止ですね。
命を救っているといっても過言でありませんね。
ここでは、歯科疾患の認識が高く以下のような文書を患者さんに配られているそうです。
全身麻酔オペ前に、歯科医院で口腔ケアを行うと、
良く起きる術後性肺炎をかなり防ぐことが確認されており、
このような対応を取っていただける病院が少しづつ増え始めています。
まさに、無駄な医療費の発生防止ですね。
命を救っているといっても過言でありませんね。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:11
2017年02月03日
歯の本数と医療費の関係
日本歯科医師会が2013年に行った調査結果で、
5本から14本の歯がある方は、歯が20本以上ある方に比べて、
医療費が約1.4倍かかっているということが
判明しています。
当たり前ですが、
歯を失わないようにする努力は、絶対です。
5本から14本の歯がある方は、歯が20本以上ある方に比べて、
医療費が約1.4倍かかっているということが
判明しています。
当たり前ですが、
歯を失わないようにする努力は、絶対です。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:10
2017年02月02日
歯科健診制度の不具合
子供が生まれる頃には、母子手帳が配付され、母親の口腔環境の管理ができることになっています。
1歳半、3歳で歯科健診、相談ができるようになっています。
幼稚園児から、高校生までは、毎年歯科健診ができるようになっています。
ところが、
大学生、専門学校ではありません。
社会人になって、健康診査がありますが、ここに歯科健診も項目がなく、
毎年の健康診査(人間ドック)にも、歯科健診の項目がありません。
40歳からは、10年に一度、歯周疾患健診という任意の無料歯科健診が受けられます。
75歳からは、高齢者歯科健診が5年ごとくらいに受けられるようになりました。
このように、18歳から40歳までは皆無で、
40歳以降も大まかになっています。
このあたりを改善するように要望していますが、
全く、改善される気配がありません。
とほほ。
1歳半、3歳で歯科健診、相談ができるようになっています。
幼稚園児から、高校生までは、毎年歯科健診ができるようになっています。
ところが、
大学生、専門学校ではありません。
社会人になって、健康診査がありますが、ここに歯科健診も項目がなく、
毎年の健康診査(人間ドック)にも、歯科健診の項目がありません。
40歳からは、10年に一度、歯周疾患健診という任意の無料歯科健診が受けられます。
75歳からは、高齢者歯科健診が5年ごとくらいに受けられるようになりました。
このように、18歳から40歳までは皆無で、
40歳以降も大まかになっています。
このあたりを改善するように要望していますが、
全く、改善される気配がありません。
とほほ。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:15
2017年02月01日
何故 歯科健診が重要なのか?
歯科の2大疾患とは、虫歯と歯周病です。
この二つの疾患には、自然治癒がないので、早期発見、早期治療。
最近では、早期予防をと言われております。
虫歯は、エナメル質に始まるごく初期の段階の白濁なら、強いフッ素を塗布することで、再石灰化できることがありますが、
自分ではその薬剤がありません。 虫歯は一度始まると、進行の度合いは人それぞれですが、自然に治癒することはありません。
虫歯を削って詰めるしかないのです。
歯周病は、歯垢や歯石の中にある細菌によっておこる病気です。歯垢程度ならしっかりとしたブラッシングや補助器具による清掃で
除去が可能ですが、歯石となってしまうと、歯科医院で取るほかはありません。 それらが放置されると、進行するばかりです。
歯周病は痛みを伴わず進行し、自覚症状がはっきりしたころにはかなり進んでいることが多いです。
がんと違って、これらで命がなくなることはありませんが、歯をなくすことは様々な不具合が出てきます。(後述予定)
よって、早期発見のために、歯科健診が、とても重要なのです。
この二つの疾患には、自然治癒がないので、早期発見、早期治療。
最近では、早期予防をと言われております。
虫歯は、エナメル質に始まるごく初期の段階の白濁なら、強いフッ素を塗布することで、再石灰化できることがありますが、
自分ではその薬剤がありません。 虫歯は一度始まると、進行の度合いは人それぞれですが、自然に治癒することはありません。
虫歯を削って詰めるしかないのです。
歯周病は、歯垢や歯石の中にある細菌によっておこる病気です。歯垢程度ならしっかりとしたブラッシングや補助器具による清掃で
除去が可能ですが、歯石となってしまうと、歯科医院で取るほかはありません。 それらが放置されると、進行するばかりです。
歯周病は痛みを伴わず進行し、自覚症状がはっきりしたころにはかなり進んでいることが多いです。
がんと違って、これらで命がなくなることはありませんが、歯をなくすことは様々な不具合が出てきます。(後述予定)
よって、早期発見のために、歯科健診が、とても重要なのです。
Posted by 中原歯科医院 院長 at
08:15