2017年03月31日

近代歯科医学の父

 フランスの歯科外科医ピエール・フォシャールは、1728年(江戸時代の中期、赤穂浪士の討ち入りの約25年後)に『歯科外科医』 “Le Chirurgien Dentiste”を発刊した。それまでの歯科は、徒弟制度で技術を習うことが多く、日本の香具師のような、旅をしながら人を集めて歯を抜く「歯抜き屋」もいた。
彼は、フランスで歯科を専門とする外科医として開業し、有名であった。彼は、自分の臨床経験を加えて当時の歯科医学を体系化したため、「近代歯科医学の父」と呼ばれている。この本は、ドイツ語・英語・日本語にも翻訳され、世界の歯科医学の原典となった。第二版(1746年刊)においては、総入れ歯についても記述している。

 
  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:12