2017年09月21日

余命1か月の患者が元気に

 北海道函館市に住む70歳の男性は

 下咽頭がんと宣告され、手術を受けたが、

 翌年にはむなしく骨に転移し、余命1か月と宣言されていた。

 鼻からチューブが入り、何も食べられず、気管切開で話も出来ない状態だったので、

 家族が強引に退院させて、せめて死ぬまで口から物を食べさせてあげたいとのことでした。

 そこへ、「食べるサポート」を20年行っているとある歯科医師が担当しました。

 口腔ケアがされていないので、こちの中はひどく汚れ、頬の筋肉が拘縮し、

 口が開かない状態でした。

 歯科医師は、口のマッサージから始めると、しだいに口が空けられるようになり、

 少しづつものが食べられるように。

 合わなかった入れ歯も調整。

 すると普通の食べ物も食べられるように。

 ご本人は生きる力がわいてきて、杖を持って歩くまで回復。

 外出できるまでとなり、

 なんと、骨の転移がなくなったとか。

 ミラクル。  


Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:15