2011年04月26日

小沢一郎議員の最後の仕事

 政治評論家 浅川博忠氏の講演を聞いて来ました。

 印象深いところをを記載します。

 小沢一郎氏は中学3年生の時、政治家であった父の命により、岩手から東京へ上京しました。
弁護士を目指し、勉学に励みましたが、東大を3浪し諦めて慶応に進学しました。慶応の大学院の進学にも失敗し、挫折感をいろいろ味わいながら、国家試験に苦労しているときに、父上がお亡くなりになり、弔い合戦として立候補して見事当選して、政界入りしました。
 同じ選挙で小泉純一朗氏も弔い合戦で立候補しましたが、落選したそうです。

 父の関係から、田中角栄氏にかわいがられ、いわゆる政略結婚をして、田中、竹下、金丸という当時の大物と親戚関係になり、47歳という若さで、自民党幹事長という大役にまで上り詰めました。

 田中角栄氏は16年政界に君臨したと言われますが、小沢一郎氏は21年とも言われています。

 今回の政治資金の疑惑で民主党の党員資格を停止されている現状ではありますが、

 補正予算が通れば、菅直人首相のこれ以上の続投を望む者はおらず、内閣不信任案を可決するべく、

 大連立構想を掲げながら、政界再編が進んでいくようです。

 それを、組み立てることが出来るのは、小沢一郎氏しかいないそうです。

 もちろん、首相は小沢氏ではありません。

 首相のおすすめは、山形の先生でした。

 これは、当初は、震災復興内閣として立ち上がりますが、

 いずれ、憲法改正内閣、消費税増税内閣へと続いていくだろうとも言われていました。


 PS, 政治家が領袖とか君臨とか言われ続けるためには、最後は資金力となり、錬金術とか献金とかいろいろ黒い部分が出てくるようです。根っからのお金持ちの鳩山元首相のように全く庶民離れした感覚も頂けません。難しいところです。



Posted by 中原歯科医院 院長 at 11:18