2011年08月04日

子どもの体調②

 自律神経のうち、交感神経が働くと体温が上昇します。副交感神経が働くと下降します。

 これらは、交感神経は昼間、副交感市神経は夜に働くのですが、その働き始めるタイミングが問題となります。

 結論から言うと、朝方、夜型で決まります。

 朝方の人は、午後6時ごろに体温が最も高くなり、それから徐々に下がり始め、起床前の3時ごろに最も低くなり、5時ごろから上がり始め起床と共に体温が上昇し、快適な朝となり、日中元気となります。

 夜型の人は、午後10時ごろに体温が最も高くなり、それから徐々に下がり始め、起床時間を過ぎてもまだ下がり、午前9時ごろにもっとも低くなります。
 よって、起きても、食欲がなく、元気もなく、午前中はそんな感じが続くのです。
 午後にになっても朝方の人より、体温が低いまま活動することになります。
 逆転するのは、午後7時くらいです。

 ちなみに、朝方の人の睡眠パターンは、午後11時就寝、午前7時起床となっています。

 また、起床後、体温を上げ、快適にするには、

 太陽の日を浴び、適度な運動(散歩程度)をすることが良いそうです。



Posted by 中原歯科医院 院長 at 07:16