2011年11月02日

カルテ⑩ 一部負担金

 昔来られたことがある患者さんが、疼痛で来院されました。

 カルテを見ると、3年ぶりで、全体のレントゲンを撮ってみてみると、右下の奥歯を3年前に神経の治療を1度だけをしてそのままでした。
 その歯はもう骨まで進んだ虫歯になっており、抜歯しか処置は残されていませんでした。

 とりあえず、痛い左下奥歯の神経の治療をして、

 患者さんに、「治療中断でリコールのはがきも出したはずなのに、長くほっておいたから、右下は抜かなくてはならなくなってしまいました。今度は、必ず続けて来てくださいね」とお話しすると、

 「子どもが高校生までの時は、母子家庭の補助で一部負担金を払わなくても良かったけど、その後は3割負担で支払いが厳しいので、来れなかった」と言われました。

 子どもが高校を卒業しても、母親は必ずしも経済的に余裕が出るとは限らず、いきなりゼロ割負担から
3割負担になるのは、確かに厳しい変化です。

 段階的に上げるとか、家族の保険から子供が離脱するまで緩和するとかが必要かもしれません。


 負担金の高さで、受診を控えて、症状を悪化させている現実は、改革の余地ありです!




Posted by 中原歯科医院 院長 at 07:24