2012年01月13日

「決別!日本の病根」 古賀茂明

 長年 経済産業省に勤め、事務次官クラスまでなった古賀氏は、公務員改革を押し進めたが、

 政界の変化や政治家の軟弱さにより、はしごをはずされた格好で、官僚からも干され、退官した。


 官僚は、自分達が1番で、国民は2番である。

 官僚が間違いを認めないのは「責任を取りたくない」からである。

 問題がおきた時は、中身の議論をせず、組織論に切り替える。

 官僚は国民ために働いても評価されず、「縄張りを広げる」「予算をより多く取る」「天下り機関を作る」「そこにカネが落ちる仕組みを作る」「既存の団体や企業に天下りポストを作り、人を送り込む」

 政治家、新任大臣は官僚が現状を指導し育てているから、官僚の思うままである。

 官僚に反発されサボタージュされたら、大臣は手も足も出ない。

 経済産業省は、既存の企業を守っているだけで、斬新な企画は出来ないし組織が古くなっている。
その組織割が変わらないのは、天下りと関係している。

 その根底は、「国家公務員法は、仕事がない官僚まで国家の税金でずっと雇い続けることを認める法律ではない」から。

 昇進がなくなり、早期退職勧奨をすすめられる同僚への生活保障が、天下り。

 この改革なくして、日本の再生はない。

 日本の成長には、異国民を労働人口増加のために受け入れるか、頭をつかうか、しかない。

 その他の改革には、農業、医療、再生エネルギーの分野の改革が必要。

 詳細は本を読んでくださいね。



Posted by 中原歯科医院 院長 at 10:59