2012年01月25日

「世界を変えた10冊の本」②聖書 その2

 (旧約聖書)
 「多くの国民の父」となる「アブラハムの物語」が出てきます。神は、アブラハムつまりユダヤ民族の代表にこう伝えます。

 「私はあなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、、、神となる。私はあなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える」
 この「カナンの地」がいまのパレスチナつまりイスラエルが建国された場所です。

 
 「十戒」
ユダヤ人が捕虜となってエジプトで奴隷となっていた時、神がモーセを指導者に選び、エジプト脱出を手助けします。脱出する途中シナイ山で、神はユダヤ人に対して守るべき「十戒」を授け、住む土地として「カナンの地」を与えました。
 あなたには私をおいてほかに神があってはならない
 あなたはいかなる像も作ってはならない
 あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない
 安息日を心にとどめ、これを聖別せよ。
 あなたの父母を敬え
 殺してはならない
 姦淫してはならない
 盗んではならない
 隣人に関して偽証してはならない
 隣人の家を欲してはならない

 旧約聖書の他の細かい規定では、汚れたのもとして豚、エビ、カニ、タコは食べてはならない。

 ユダヤ人は神から選ばれた民族として神の教えを守って生活しようとしていました。

 ユダヤ教には「救世主」思想があり、やがて世界の終わりが来る前に、救世主がこの世に遣わされ、
人々を救ってくれるというものです。

 イエスを救世主のキリストと認めたものが、キリスト教。認めないものがユダヤ教。と言えます。


 誰が記載したか分からないが数々の伝承された物語の「旧約聖書」

 イエスを救世主と考える信者がイエスの言葉を綴ったのものが「新約聖書」なのです。



Posted by 中原歯科医院 院長 at 07:28