2015年12月15日

イギリスの歯科保険制度

 イギリスの歯科保険制度は、国営サービスとして、税金で賄われます。

 12才DMFTは0.9 1000人当たりの歯科医師数0.5(結構少ない)

 GDPに対する歯科医療費0.37(結構少ない)

 公的給付割合 48.4%

 15校の国立大学で履修する。

 60歳以上で退職するとNHSの年金が受給される。

 2006年より開業場所の指定制となり、2人体制の開業を推進している。
 
 過去は、ゆりかごから墓場までと医療費無料であったが、歯科5割負担、1997年ブレア政権では8割負担に。

 2006年から3バンド制(総額請負制)が始まる。プライマリケアトラストに前年実績に基づいて申請する。

 診療内容を監査され、開業医への締め付けは厳しく、契約離れが進んでいる。

 低リスク患者は3年に1度の健診。Pメンテナンスでの数か月毎のケアは自費。

 価格面では、金属冠が日本では約9000円に対し、イギリスでは109000円です。

 たかっ!

 



Posted by 中原歯科医院 院長 at 10:01