2015年12月19日

日本の歯科保険制度の概略

 日本では

 12校の国立大学と17校の私立大学で6年制で履修します。

 自由開業制で

 定年制度はありません。

 国民の15%が1年に1度健診を受けています。

 保険は、全国民が加入する、世界に冠たる「皆保険制度」です。  厚生省を中心として企画され、昭和36年に完成。

 1枚の保険証があれば、どこでも、自身が受けたい医院で、同じ料金で診療を受けられます。

 憲法25条、「生存権」に基づく、社会保障制度です。

 医科と同じ給付率 7割給付(3割自己負担)  初期は5割負担だった。

 補綴治療にも同じ高い給付率
 
 診療報酬は出来高払い

 世界的に見て涙が出そうなくらい低い単価。

 アメリカの一般開業医は 年収約1900万円    歯科専門医は約3100万円    なりたい職業ナンバー1です。

 日本の一般開業医は  年収約1200万円   勤務医約600万円         なりたい職業ナンバー222位です。 とほほ。


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Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:20