2017年02月10日

入院中の栄養の取り方

 急性期の状態では、 静脈の血管から点滴で入れる「中心静脈栄養」になります。 
 
 この欠点は腸を使わないために免疫機能が低下すること、様々な栄養が補給できないところです。

 急性期が終わると、経鼻胃管があります。 これは経腸栄養法であるものの、胃の内容物が逆流しやすく、

 嚥下販社に悪影響があり、鼻呼吸がしにくく口が乾くという問題があります。

 そこで、今では胃瘻や腸瘻が推奨されています。

 しかし、

 最も良いのは、口からしっかり食べることです!

 経口摂取こそが最良の栄養法で、代謝効率が非常によく、

 味わうという満足があり、

 人に大きな喜びをもたらし、

 唾液が十分出て、唾液酵素の働きや殺菌・抗菌効果などが向上します。

  



Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:11