2017年03月29日

古代の入れ歯②


 これと似たようなものは5000年くらい前のものとしてギーザのピラミッド付近からも発見されている。これらは歯が抜けないように隣の歯に縛りつけたもので、金の帯状の板で両隣の歯を土台とし、天然歯に縛って固定し、歯のない部分を補ったブリッジタイプの入れ歯もあった。
入れ歯は、容貌や発音の回復のために作られ、当時の権力者がその権威を保つためや貴婦人たちは、口元の引っ込みを回復し容貌を保つために、装飾用の入れ歯を作り食卓では取りはずしていたことが想像できる。入れ歯に関する話題は、当時、礼儀に反することとされていた。

 




Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:22