2017年09月12日

訪問歯科診療ではじめる摂食嚥下障害へのアプローチ⑧

 栄養管理
 栄養状態が不良になると、活動性の低下、易疲労性、免疫性の低下をもたらすだけでなく、褥瘡の
発症や創傷治癒の遅延、組織再生障害など、様々な悪影響がでる。

・栄養状態の評価法
1、主観的包括的評価(SGA)病歴の聴取と身体検査のチェックシート
 栄養摂取量、消化器症状(嘔吐、便秘、下痢)運動量や体型、浮腫を見る
2、身体組成データ、血液生化学的データ
 BMI(体重÷身長÷身長)22が標準、18.5以下が痩せ
 血清アルブミン(Alb)は3.5g/dl以下で栄養不良のリスク
 総リンパ球数(TP)は1500/mm3以下で。
 血清コレステロールは150mg/dl以下で。
 半減期の短いものでは、血清プレアルブミン(TTR)17mg/dl以下。
            血清トランスフェリン(Tf)200mg/dl以下。
3、訪問診療での評価法
上腕周囲長(AC)の測定:85歳以上㊚24センチ㊛22.6センチ
上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)の測定:㊚8センチ㊛10センチ、などを計測基準値と比べる



Posted by 中原歯科医院 院長 at 08:20