2024年05月13日

高齢者の歯とお口のトラブル対応③

 歯の喪失

 高齢になると様々な原因で歯を失うケースが出てきます。

 原因の第1位は、歯周病です。(37%)

 第2位は、虫歯です。(30%)

 第3位は、破折です。(18%)

 健康な歯でも、ひびが入ったり、割れてしまったりすることが結構あります。  


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2024年05月06日

高齢者の歯とお口のトラブル対応②

 ドライマウス

 咀嚼機能の低下による唾液需要の減少、

 加齢による唾液腺の萎縮で

 唾液が分泌しにくくなります。

 常用の服用薬の影響で唾液が減少することがります。

 ドライマウスになると、食事がしにくくなりますので、

 主治医に相談しましょう。  


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2024年04月29日

健康の後悔ランキング

 プレジデントの雑誌に記載されていたデータです。

 2024年3月29日号

 堂々の第1位は「歯をしっかりケアしておけばよかった」

 2位は「もっと筋肉をつけておけばよかった」

 3位は「運動する習慣をつけておけばよかった」

 4位は「睡眠を十分にとればよかった」

 5位は「食事の栄養のバランスを気にしておけばよかった」


 でした。

 歯は大事ですよ!!  


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2024年04月22日

全国シニア嚙む力ランキング

 ロッテが行った調査です。

 偏差値でランキングされています。

 堂々の1位は、高知県 偏差値77

 2位が、同数で69が 埼玉県、兵庫県、福岡県となっています。

 ブービーが偏差値33で、千葉県、広島県。

 最下位が偏差値31で、栃木県でした。

 なんでこんなに差がつくのでしょうね。  


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2024年04月15日

高齢者の歯とお口のトラブル対応①

 歯がぐらぐらする、歯の本数が減る、合わない入れ歯を使い続けると、食べ物をしっかり噛めなくなります。

 咀嚼力が低下すると唾液が分泌されにくくなり、おいしく食べようとする

意欲も減ってきます。

 意欲が低下すると栄養が十分にとれなくなるので、全身状態にも影響が出てきます。

 負の連鎖を放置せずに、治療がが必要です。  


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2024年04月08日

高齢者の歯とお口の特徴⑦

  口に食べかすが残りやすくなる

 歯茎の退縮や、歯周病で生じた歯と歯の隙間は

食べかすや歯垢がたまりやすくなります。

 口の筋肉や舌の筋肉が弱ると、咀嚼や嚥下機能、唾液分泌量が低下し

さらに食べかすが残りやすくなります。

 その悪循環で、虫歯、歯周病、肺炎のリスクが

さらに高まります。
   


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2024年04月01日

高齢者の歯とお口の特徴⑥

  楔状に歯がすり減る。

 歯ぎしりや、噛み合わせの強さ、歯磨きの横磨きの強さなどで、

 歯のエナメル質とセメント質の境目が侵されて

 根の一部がえぐれるように、くさび状になることがあります。

 このくさび状欠損が起こると、知覚過敏がおこり、

 進行すると虫歯、神経の炎症、歯の破折が起きたりします。  


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2024年03月25日

高齢者の歯とお口の特徴⑤

「歯茎が下がる」

 歯茎も加齢とともに下がってきます。

 すると歯根部が露出して、歯と歯の間が大きくなり、

 食べ物がはさかって、汚れとなってたまりやすくなります。

 それにより、虫歯や歯周病が発生ししやすくなります。


 フロスより、歯間ブラシの使用をおすすめします。  


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2024年03月18日

高齢者の歯とお口の特徴④

「歯がすり減る」

 長年にわたる食事で歯と歯、歯と食物で、

 歯ぎしり、食いしばりで、知らず知らずの間に歯の表面のエナメル質がすり減り、

 象牙質が露出してきます。

 この状態が進むと、知覚過敏や歯の神経に影響が出たり、虫歯になりやすくなります。
  


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2024年03月11日

高齢者の歯とお口の特徴③

「舌の機能が低下する」

 加齢によって舌の動きが衰えると、

 食べ物をかみ砕き、飲み込みやすい形状にした食塊を送るという動きに障害が生じます。

 味覚を感じる「味蕾」の数も減少するため、味を感じにくくなり、食事を味わう楽しみも減少してしまいます。

 高齢者に多い、誤嚥性肺炎は、舌の機能の低下が大きく関与しています。  


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2024年03月04日

高齢者の歯とお口の特徴②

「 唾液の量が減る」

 かむ力の低下や常用薬剤の影響で 分泌量が減ってきます。

 そうなると、口の中が乾燥し、虫歯や歯周病、口内炎になりやすくなります。

 口呼吸があると、環境はさらに悪くなります。  


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2024年02月26日

高齢者の歯とお口の特徴①

 機能としてまず、

 「かむ力、飲み込む力が低下する」

 かむための筋肉や舌の筋肉が衰えたり、

 飲み込むための筋肉が衰えたり、

 歯がぐらぐらしたり、

 歯の本数が少なくなったり、

 入れ歯が合わなくなったりすると

 かむ力や飲み込む力が低下してしまうのです。  


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2024年02月19日

8020運動

 読み方は、「ハチマルニマル ウンドウ」です。

 80歳で 20本の歯を残しましょう。という運動です。

 20本といえは、奥歯をなくしても 第2小臼歯まで上下左右が残っている状態です。

 少なくてもそれくらいあれば、しっかりと噛めて、健康的にいらますよ。という運動なのです。

 1990年ごろは、 10%程度であったものが、 徐々に良くなっていき、

 5~6年毎の調査で、

 1016年(平成の終わりごろ)に初めて 51,2%と 半数を超えています。

 インプラントや義歯もありますが、自分の歯に勝るものはありません。

 生涯の目標の一つにしてくださいね。  


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2024年02月12日

歯科の役割って?

 総論的に考えてみました。

 人の寿命・健康寿命の延伸を目指し、

 歯と口腔の健康を担います。

 具体的には、

 口腔機能である咀嚼や嚥下機能の低下防止、回復を行ったり、

 発音や前歯の審美性にも関わります。

 処置としては、

 虫歯や歯周病の治療をして、歯をなくさないようにしながら、

 かみ合わせを維持して咀嚼機能を高く維持します。

 そのために、口腔衛生の管理の仕方で、歯磨き指導や食生活指導を行います。

 歯が少ない方には、義歯作成やインプラントを行います。

 嚥下機能については、少しずつ歯学が進んでいます。  


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2024年02月05日

歯科と漢方薬  (訂正)

 歯科の保険治療は、漢方薬を処方することができてました。(すみません)

 口内炎や口腔乾燥症の原因を特定することは難しいので、

 漢方薬を試してみたいと思うことはあります。

  
 歯科病名に保険適応のある漢方薬として出ているもの。

 口内炎: 半夏瀉心湯、黄連湯、因陳高湯、

 口腔乾燥症: 白虎加人参湯、五苓散

 歯痛: 立効散

 歯周炎、炎症:排膿散及湯

 上半身の神経痛:葛根湯

 急激に起こる筋肉の痙攣を伴う疼痛、筋肉や関節痛:芍薬甘草湯

 病後の体力補強:補中益気湯

 病後の体力低下:十全大補湯

 です。  


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2024年01月22日

入れ歯のスペア

 取り外しの入れ歯を使用されている方へ。

 これまで入れ歯の修理には2日程度でできたものが、

 技工所の人員不足と働き方改革で、5日ほどかかるようになりました。

 技工所はすでに土曜日は休日となっているので、1週間で回らなくなっています。

 大きな入れ歯を使用されている方は、最大は総入れ歯、

 修理で預けている間は、おかゆ位しか食べられないので、大変不自由します。

 よって、入れ歯は2つ持つことをお勧めします。

 保険では、6か月経てば、新しく作成することができますよ。  


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2024年01月15日

保険の白いかぶせ物で朗報!

 昨年の12月からすべての奥歯に、保険で、白いかぶせ物が適用になりました!

 保険で白い歯には、 ①プラスチック冠、 
              ②金属にプラスチックを張り付けた冠、
              ③ハイブリッドセラミック冠の3種類ありました。

 前歯には①②③

 小臼歯には①③

 大臼歯には金属冠か
        第二大臼歯が上下左右すべて揃っている第一大臼歯のみ③

 でしたが、

 大臼歯すべてに条件なく③が適用されました。

 自費診療分となるセラミック、シルコニアなどには強度が劣りますが、十分使用可能のようです。

 これで、お口の中が、保険で、真っ白にできます。

 かかりつけの歯科医院でご相談ください!

   


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2024年01月08日

2024謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。
 
 ただ、能登半島で震度7という大地震が発生し、お亡くなりになられた方のご冥福を、被災された方へお見舞いを申し上げます。

 地割れで交通網が遮断され、陸の孤島と化していることでさぞかし大変な状況と察しています。

 2日には羽田空港で衝突事故が発生し、驚愕しました。

 今年は何が起こるかわからない感じで、気を引き締めていこうと思っております。

 仕事と個人の今年の目標もしっかり作りましたので、それらを目指してまいります。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ブログは、久しぶりに歯科シリーズで当分行きます。  


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2023年12月25日

今年の終わりに

 3年半のコロナ騒動がようやく終焉し、活動に制限がなくなったものの、

 コロナ感染が相変わらずあり、インフルエンザが夏に流行し、

 何らかの後遺症が続いている人がおられ、結構老人が亡くなっています。

 経済は、コロナ前に戻ることなく、まだジリ貧が続いているような気がします。

 外食をしない習慣や2次会に行かない習慣が根付いたことや

 円安による様々な物価高、賃金の増加不足、労働人口の不足、

 社会保障費の負担増などが 大きく影響していると考えられます。

 問題満載の現状ですが、少しづつでも改善、対応できるように尽力するしかありません。

 個人的には、母親の各法要や相続処理、2人の孫誕生、13年ぶりの尺鮎、

 阪神の優勝、久しぶりの海外旅行や冬の沖縄旅行

 などがあり思い出深い年となりました。

 来年はどんな年になることやら。

 今年、作ったお気に入りのフレーズを最後にアップして終わります。

 「足るを知り、水の如く万事を利して、争わず」

 「本質を見つめ、無為自然の道で、すべてを楽しむ」

 来年もよろしくお願いいたします。

 8日スタートにします。  


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2023年12月18日

今年の気にいった言葉、コメント④

  樺沢紫苑(精神科医 樺沢心理学研究所)

「幸せの三段重理論」 幸せを感じるときの脳内物質

セロトニン的幸福(心と体の健康) 
   気持ちがいい、すがすがしいと言った気分、感情、体感
   「睡眠」「運動」「朝散歩」

オキシトシン的幸福(つながり・愛の幸福)
   「パートナーとの交流やスキンシップ」「仲間との会話やコミュニケーション」
   「ちょっとした親切やボランティア」「ペットとの交流」などの行動

ドーパミン的幸福(お金、成功、達成、冨、名誉、地位などの幸福)
   達成感はドーパミンの作用で、分泌されると集中力や生産性、モチベーションが上がり記憶量が高まる 
   「お金や物に感謝する」「ちょっと挑戦し自己成長を実感する」「ワクワクするようなことをする」「他者に与えるような行動をする」
 
  


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