2024年08月26日

PFAS②

 「特定PFAS」以外の大部分のPFASは、私たちの暮らしや産業の様々な場面で活用されています。炭素原子とフッ素原子の結びつきを持つPFASは、熱・薬品・紫外線に強い、水や油などの液体をはじく、粘着力が小さい、電気を通しにくい、光の屈折が少ないなどといった様々な性質をあわせ持ちます。こうした性質を持つPFASは、エネルギー・半導体・電気通信をはじめとする様々な分野で役立っています。例えば半導体では、基板となる材料に回路を焼き付けるためのフォトレジスト(感光材)、リチウムイオン電池ではプラス極・マイナス極を分ける材料(セパレーター)などで、なくてはならないものとして活用されています。

 さらに今後は、水素社会の実現に必要な燃料電池の電極に使用する材料や、水から水素を取り出すための水電解装置に用いる材料として、PFASの活用が期待されています。また、5Gや6Gといった高速通信のための機材の電子基板やケーブルの材料においても、PFASの応用が期待されています。

 



Posted by 中原歯科医院 院長 at 07:07